地球にやさしいウェブ検索エンジンEcosiaについて
Moi! 営業事務のSanniです。
ウェブ検索エンジンと言えばGoogleやYahoo!でしょうね。大手だし便利だし、ほとんどの人は使っていると思います。
しかし私は少し前からEcosiaという検索エンジンを知って、使っています。どんなものかこの記事で紹介します!
Ecosiaの理念
- 利益の100%は地球のために
- Ecosiaはすべての利益を気候変動対策に充て、その大半を世界中の植林プロジェクトに寄付しています。
- プライバシーファースト
- ユーザのプロフィールを作成したり、個人情報を広告主に販売したりしません。
- とことん透明
- 決算書、検索による利益、植林プロジェクトに寄付した金額を公開しています。プロジェクトの詳細も公開しています。
- ニュートラルを越える
- 利用しているソーラーパネルは検索に2回以上電力を供給するのに十分なエネルギーを生産し、エネルギーグリッドでより多くの自然エネルギーを使用してます。
皆さんはウェブ検索エンジンの環境へのインパクトを考えたことがありますでしょうか?私は昔から環境意識がある方だと思っていましたが、そこまで考えてませんでした。Ecosiaを今使っているひとつの理由はこの理念です。
地域や期間の変更
私はEcosiaを使っている一番の理由はこちらです。たまにフィンランド語で検索しても変な日本語のサイトしかでてこないのが困っていました。でもEcosiaなら簡単に地域(Region)の設定ができるので、フィンランドに変更すればよし!
例えば地域が日本のままsaunaを検索すると、日本語のWikipediaやサウナイキタイなどが出てきます。
尚、地域をフィンランド語に変更してsaunaを検索すると、ちゃんとフィンランドのサイトが表示されます。なんて便利だ!!
検索する期間も一部絞られます。
- Any time(いつでも)
- Past 24 hours(24時間以内)
- Past week(1週間以内)
- Past month(1ヶ月以内)
検索機能
インターネット全体(All)、画像(Images)、ニュース(News)、動画(Videos)を検索できます。地図(Maps)はBingかGoogleを選べます。
Moreを見ていきますとShoppingはあります。検索して様々なオンラインシップが出てくるのが便利です!
ただし、地域は日本のまま、日本語や英語で検索しても結果は出てこず…あらら。
ちなみに地域をフィンランドにしてみたらちゃんと出てきました!いずれは日本も対応できるといいですね。
Wikipedia、Amazon、YouTube内での検索もしてくれます。ただし地域を何にしてもWikipediaとAmazonはそれぞれ英語、アメリカのサイト内で検索をします。YouTubeは特に問題ありませんでした!
そしてライバルウェブ検索エンジンなのにBingとGoogleも一応選択ができてそれぞれで検索もできます。Ecosiaはまだそんなにメジャーではないのか、違う検索エンジンで違う結果になるのを意識しているのか、そういった理由は考えられます。(ただあくまでも私の考えなので本当はなぜなのかわかりません笑)
少しデメリット
上記の通り一部の機能は日本地域では対応していないのは少し残念です。
そして気付かれているかと思いますが、Ecosiaは日本語で対応していません。公式HPは英語・フランス語・ドイツ語のみで、検索エンジンの言語設定も以下の言語のみ対応しています。
- 英語
- ドイツ語
- スペイン語
- フランス語
- イタリア語
- オランダ語
しかしメニューさえ把握すれば大きな支障はないと思います!
さいごに
SDGsをもっと意識して、よりサステナブルに行動したい方はEcosiaをやってみてはいかがでしょうか?また、私みたいな2か国以上の情報を手に入れたい方にピッタリではないかと。
まだメジャーではないのと、日本のユーザーとして少し不便なところもありますが、日本でユーザが増えたらそのうちこちらも改善されるかもしれませんので、ぜひEcosiaをデフォルト検索エンジンにしてみてください!
ちなみに私はプライベートではEcosiaを使って、業務ではGoogleをまだ使っています。特に深い理由はありませんが、なんだかGoogleも捨てがたいですね!笑